以前から使っているBUGrカスケードだが、実は決め手が少ない。

コツコツとアドを稼いでいって物量で勝負するデッキなのだが、面で勝負されると辛いというのは前の日記で書いたとおり。



・・・では、こちらが面で勝負し、かつ決め手を増やしていくのはどうだろうか?

ソレにあたって、どうにか削ることの出来るスロットは


・フリースロット*1
以前はカブーの捕食者だったが、静電術師などを試していたスロット


・カブーの捕食者*2
ファッティなど、カスケードで出せる決め手や石鍛冶対策に使っていたスロット


・Hymn*3
捲れて雑に強いHymn用のスロット



合計6枚。



この6枚って枚数が絶妙で、ギリギリ2枚コンボが使えるかなーって具合だ。
例えば、SnTだったらエムラ+SnTがギリギリ使えるラインがこの枚数かな?
本当はSnT4枚がの7枚がいいけど。


そして、このデッキがカスケードということを考えると2マナ以下のコンボパーツであって、かつ他のカードとのシナジーも期待できるものが好ましい。


そんなコンボが果たして・・・?





あった。ソプターコンボだ。




まず、ソプターだけを引いてしまった場合の使い方として。

・除去が飛んできたorチャンプブロックの工作員をサクる
・除去が飛んできた大梟をサクる

序盤の攻防が弱くやむなくクロックを通してしまうことが多く、ライフが地味に減るデッキなので、実は効果的ではないだろうか?
また、追放じゃないので後で死儀礼の餌にもなる親切設計である



次に、剣だけ引いた場合について


・リリアナで捨てる
・墓地からでも大梟に自動で装備される
・死儀礼が稲妻を避ける



ほんの僅かな修正でも、線が細いこのデッキでは良いのではないだろうか?


また、このコンボを使うにあたって、以前から考えていた一枚のカードも価値が跳ね上がることになった。

それは、アカデミーの廃墟。

廃墟を使うにあたって、どうせ工作員は追放だとか、そこまでする暇が無い(横に並ばれる)などのデメリットが目立ったが、ソプターコンボを搭載した場合、最も警戒すべき衰微への対策及び工作員、大梟の使い回しによるアドの使い回しにも貢献している。


また、ソプターコンボを搭載することで今まで勝ちが薄かった最速のSnTも2ターン目ブッパまでならPW無しでも耐え切れる可能性が出てきた。
また、BGデプスや石鍛冶、未練など決まるとどうしようもないカード群に対しても物量で勝てる可能性を作ることができた。


多分役に立つことはないが、BUGカスケードではサイドの“横に並ぶデッキ”対策に鞭打ち炎が積まれることが多いが、これらに対しても有利に立ちまわることができる。


もちろんいいことばかりではなく、ハンデスの枚数が減っているので単純に決まると即勝ちのコンボ群に対してよりマグロになっしまっている。


これらに対抗するために、サイドではメインのwillに追加で精神壊しの罠や、カスケード全抜きからのREB、神聖の力戦、虚空の力戦なども考えられる。

アーティファクト対策などにはサイドからのヴェンディリオンなどで通常のBUGカスケードに近い形を取ろうと考えてはいる。


本当はメインに考えもしたが、相性の良い罠の橋もサイドに考えている。
ただし、この場合SnT対策でしかありえない。

メインの祖先の幻視を抜くならば、手札の枚入数は減り、罠の橋が有効に使えるがそうなるならばカスケードである必要性が減ってしまうからだ。
もし、罠の橋を採用するならば、工作員などを抜きテゼレットコントロールにしたほうが良いし独楽相殺終末を入れたほうが良い。

・・・SnTは最悪の場合で、再序盤のブッパでなければトークン生成が間に合うと思うので、サイドではハンデスで牽制したほうが良いだろう。




方向性が定まったので、しばらく枚数などを調整していく。
まさかのそのに


赤い入念な研究もそうだが、今回注目したいのは檻。

これが墓地対策として流行ると、ほとんど損をしない墓地利用デッキがあるらしい。

昇天とか昇天とか昇天とかソプターとか・・・


そんなわけで、DKA後のレガシーではまたしても昇天ワンチャンあるで!!


あとは試してないから微妙だけど、思考吐きもインスタントだし1ドローだし墓地肥えるしで採用を考えるラインではあるかなと思う。
案の定《春宵》って変換された。

まだまだその程度の存在だが、最近こいつの記事や使用デッキが多いので便乗してみる。




まずこいつの一番強い動きと言ったら何だろう?
発売当初に地元勢でアンケートを取ったところ

・ヒム2連
・稲妻6点
・嵌め2連
・ソープロ2連
・火炎破2連←(不適正)
・祖先の幻視2連(当然のごとく不適正)
・超起源待機ィ!!←待機すんなFBしろ(意外過ぎる不適正)

等々だった。
いや、流石にレガシーらしい0~1マナ域っぷりである。
そういう僕自身も、おそらく瞬唱を使うならばカウンターバーンで稲妻をコピーして殴って8点という仕事をさせるであろう。

ところがこれには問題がある。
僕もバーンというデッキは知り合いが使っててチャリスX=1とかゴーレム連打で安心するデッキ(もしくは墳墓のロスにスタックで火力ぶち込まれて勝つデッキ)くらいの認識しかなかったのだが、3マナまで伸びることが少ない。


え?うそやん?土地くらいANTでも3つ並ぶぜ?3ターン目に三玉をバウンスされてそのまま吸われたことあるし!!って思うけど、その話をしたら



ド ン 引 き さ れ ま し た 。


まぁ言わせてみれば、不確定でしか使えねぇ火力に価値はねぇ!ってことなんでしょう。

じゃあどうすんの?モノリスでも使ってマナ増やす?イタリックブルーする?なんて馬鹿な話をしていた所で、トリコとかパーミで使われ始めたって話です。

なるほど、パーミッションなら土地はどんどんおいて行きたいし、インスタントタイミングで動くというのもカウンターを構える上ではとても有効。

あと、この際言うけどいくらフラッシュバックでも所詮1マナは1マナだ!っていうMUD的な思想のチャリスX=1もおそらくしっかり弾ける。


とても認めたくはないが、マナを伸ばしてフラッシュバック活用すればアドは稼げるんや!っていう新セット、イニストラードの考え方は、レガシー環境に大きな変化をもたらすことになりそうだ。

マナ伸ばしてれば、ついでにジェイスや石鍛冶、ヴェンディリオンも出るもんね・・・


Q.じゃあMUDがレガシーでこの先生きのこるには?

A.メイン三なる宝球



最近の対青での経験では、チャリスX=1の嵌め率がとても高く感じる。
先行1T目のX=1をwillではアドの損失でトントンなところはあるが、嵌めでチャリスを落とされるのは正直うんこ漏れそうなくらい辛い。

で、いろんなデッキリストを見てみるとやはり、メインはピアスやDazeより嵌めを採用している場合がほとんどだ。
これは石鍛冶が流行りだした辺りからの事なので今更かもしれないが、嵌めは2マナ域しかカウンターできないと言う点で効かないデッキにはとことん効かないカウンターだ。

それだけ現在のレガシーが2マナ域偏重環境とも言えるのだが・・・


自分が青使ってる時に、トラフト出されてグヘェってウンコ漏れる感覚から察するに、きっとチャリスX=1より三なる宝球の方が通りやすいだろう。

相手がグダっている間にゴーレムまで繋げるなり、2マナランドを経由して一足先にPW貼るなりすればいいのだ。


2マナランドというところでもそうだが、最近は不毛の採用率が低くなっている。
これは前述のとおりに瞬唱やジェイスを安定して出すほうが強いという計算なのだろう。(なのか?)
”そのいち”とか書いちゃってるけど、全くシリーズ化する予定はないです←

とにかく、ニューΦ以降、また来そうじゃない?って感じ
レガシーでもワンチャンあるかも。

でも、レガシーだと突如なんも存在しない場から1Shot決めれるANT、ベルチャー
とにかく打てばほぼ勝ち確なショーテルがある以上、ちょっと厳しいかなぁ。


スタンでは、ついに出た定業に次ぐやっすいドローとかの増量でかなりワンチャン出てきたと思う。
というか、ピッチスペル自体が赤昇天と噛み合ってると思う。気のせいかな?

また、サイドからおなじみやっかい児トークンが積めるのもワンチャンポイント。

しばらくこれでスタンも出れるねやったね!

あ、大会出れる時間があるかは未知数。

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